低反発ウレタンとは、「スポンジ」の仲間です。そのスポンジの仲間は、いろいろな分類によって分けられています。その中に「ポリウレタンフォーム」という分類があります。その分類に低反発ウレタンは属します。低反発ウレタンの特徴は、1.体圧の分散、2.耐衝撃性、3.圧力の吸収性などです。手で触った感じはマシュマロのようです。低反発ウレタンに手をつくとゆっくりと沈み込みます。そして、低反発素材から手を離すとゆっくりと元の状態に戻ります。そのため、体を優しく包み込むようにフィットします。この低反発素材を開発したのはNASAです。重力の衝撃から宇宙飛行士を守るために宇宙船の座席に用いた素材です。その後は、宇宙船だけでなく、スポーツの競技、医療や介護用品、家庭用雑貨などさまざまな物へ低反発素材は、使用されるようになりました。最近は、「低反発枕」「低反発マットレス」「低反発クッション」など身近に触れることが多くなりました。低反発ウレタンは、体への負担を軽減し、肌触りも柔らかく快適な素材です。...
低反発ウレタンは、次のような原料を化学反応させてウレタン樹脂の発泡体作ります。低反発ウレタンの原料は、「ポリオール」「イソシアネート」「水」「触媒(アミン触媒、金属触媒など)」「整泡剤(界面活性剤)」です。用途によりますが「顔料などの添加剤」を使うこともあります。化学反応によって作られたウレタン樹脂の発泡体を成形していきます。成形方法は主に「スラブ成形」と「モールド成形」です。「スラブ成形」とは、まず、何メートルもの大きなスポンジ状のウレタン素材を一度に作ります。その大きなウレタン素材を、枕などの形にカットする方法です。この方法の場合は、大量生産、低コストできるものの、質的には低下しやすいです。「モールド成形」とは、枕などの型にウレタン原料を入れて膨らますようにして作る方法です。この方法は、1つ1つ型が必要なので大量生産には不向きです。膨らますように作るため、表面がしっかりするので形も変形しづらく、低反発の質的にも良いものができます。...
低反発ウレタンには、次の3種類があります。それぞれについてまとめました。1.「軟質ウレタンフォーム」・・・フワフワとバネのような弾力、ゴムのような伸縮性を兼ね備えた素材です。元に戻ろうとする力にも優れています。一般的な低反発といれる枕などはこの種類になります。主に使われている部分は、「枕」「マットレス」「スリッパ」「台所スポンジ」「肩パッド」「靴底」「野球ボールの芯」「自動車座席用クッション」などです。2.「半硬質ウレタンフォーム」・・・「軟質ウレタンフォーム」と「硬質ウレタンフォーム」の中間的な素材です。主に「自動車座席用アームレスト」「ヘッドレスト」「保温保冷水筒」などの衝撃吸収などに用いられています。3.「硬質ウレタンフォーム」・・・断熱性に優れています。そのため保温効果もあります。主に「自動車のドアパネル」「屋根・壁などの断熱材」「野球バットの芯」「テニスラケットのフレームやグリップ」「サーフボードの芯」「ギプス」などに使われています。...
反発素材「低反発ウレタン」についていくつかの疑問点をQ&Aにてまとめました。Q1.低反発素材「低反発ウレタン」は可燃性についてどうですか?A.周りに火元さえなければ、自然に火が出るものではありません。火元が別にあってその影響によって火がつく場合は、およそ400℃以上ある場合です。Q2.低反発素材「低反発ウレタン」は、肌への影響はありますか?A.一般的な低反発素材の商品であれば、特に肌へ影響を引き起こすことはないです。Q3.低反発素材「低反発ウレタン」は、変色しますか?A.蛍光灯や太陽の光によって変色することがあります。しかし、品質自体は大丈夫です。Q4.低反発素材の臭いはありますか?A.低反発素材「低反発ウレタン」は、臭いは少しするだけです。ただし、低反発枕や低反発マットレスなどの製品にする段階で、接着剤などを使うことによって臭う場合もあります。臭いが気になる場合は、陰干しするとほとんど臭いは解消されると思います。...
低反発枕や低反発マットレスなどの低反発素材からできている商品のほとんどが洗うことはできないので、風通しの良いところで陰干しします。また、低反発素材の商品それぞれの専用カバーやシーツなどを使用します。そして、そのカバーやシーツなどを洗濯することで清潔を保ちます。低反発素材は、長時間使用せずに置いておくと古い空気が低反発素材の中に留まります。長時間後に使用する際は、素材をもみほぐしてから使うことをおすすめします。水に濡れてしまったり、湿ってしまった状態になると、低反発性の強度が低下します。また、素材自体が破れたりしてしまうこともあります。低反発ウレタン素材は、乾くと低反発性が元に戻ります。しかし、素材が劣化してしまう場合があるので、水洗いは避けるようにしてください。水洗いをしてしまったときは、しっかり乾かす必要があるので、1週間ほど日数がかかります。低反発素材の商品を廃棄するときは、住んでいる地域のごみ出し指定に従ってください。...